今週のジャンプ感想 2016年44号
・「ONE PIECE」
ヴィンスモーク家を抜けようとするサンジに対してジャッジが発した言葉がこれ。情が残っていたと言う言葉とは裏腹に非情さが際立ちます。
ホンマに幼い頃のサンジは不憫やで……。
・「ブラッククローバー」
ヴェットとの戦いはアスタに未来永劫癒えない傷を負わせていました。あれだけやりあったのですから、治癒不可能の大怪我でも理不尽には感じません。むしろ限界を超えて戦ったことの代償をきちんと描いたことで漫画としての誠実さを感じさせます。
トリコの腕の再生編よろしくこれから数話かけて描かれるであろうアスタの腕の治療編もワクワクするし、最近ふつうにブラクロが面白くて悔しい。
・「約束のネバーランド」
こちらも最近面白い展開が続く約束のネバーランド。シスターという全然可愛くないテコ入れキャラがいい味出しています。この展開が5話ぐらいで来ていれば……、いや、それだと早すぎるか。
あと主人公らがどうやってシスターから逃げ切れたのか描かれれば更に良かった。駆け引きがウリの作品なんですから、そこらへんもきちんと説明して欲しい。
・「ボイス ビー アンビシャス」
こういうのを読むと磯兵衛ってマジで凄かったんだなと思います。仲間りょう先生のセンスは誰にも真似できねえ。
・「火ノ丸相撲」
鳥取白楼の選手が紹介された時、密かに俺も思っていたことを言われました。完全上位互換相手では、万が一にも勝機はないのでは。好き勝手言うことに定評のある名塚は、組み合わせによってはわからないし大太刀高校には心の強さがあると言います。あーなるほど、何も同タイプの選手同士が当たる必要はないのか。今までの例と今回も同じだという固定観念に縛られていました。