響け!ユーフォニアム2 第六回「あめふりコンダクター」感想

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今回からオープニングに色がつきました。響け!ユーフォニアム2のストーリーはここからが本番、ということでしょうか。

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北宇治高校文化祭が行われ、一時部活動はお休み。久美子らのクラスの出し物はメイド喫茶ですが、まるで客が来ません。
こんな美少女たちが可愛いコスプレをしているのに閑古鳥だなんて、男たちの目は節穴か!と思いましたが、ぶっちゃけアニメだから可愛く描いているだけで、久美子たちの可愛さって恐らく普通の女子高校生と同じ程度なんでしょうね。しかもこのあとの久美子のセリフ的に葉月はこの格好が似合っていない可能性すらあります。
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「お茶がしたいので、メニューを頂けるかしら?ウェイトレスさん」
レズの波動を感じる……。このアニメにレズ要素を求めていない俺みたいな人間からすると、この二人がイチャイチャすればするほど響け!ユーフォニアムのアニメは根本的に自分に合っていないんじゃないかと自問したくなります。
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夏妃先輩のクラスはオーソドックスなメイド喫茶。夏妃先輩とデカリボン先輩は相変わらず仲が良い。この二人ぐらいの距離感が個人的にはベスト。
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恐らく作品世界でもぶっちぎりの美少女であるだろう鎧塚先輩。接客はアレですがメイド姿は超可愛いの一言。
夏妃先輩と希美先輩と鎧塚先輩は同じクラスの様子。それってありえなくね?
いい加減蒸し返すのもこれで最後にしますが、同じクラスなのに数ヶ月の間希美先輩と鎧塚先輩が一切話したりしなかったのは無理があると思います。仮に鎧塚先輩が希美先輩を無視していたとしたら、希美先輩は自分が避けられていることに気づいて当たり前なのに、そういう素振りもありませんでした。この二人の関係とは一体……うごごご……。
それとも二人は別のクラスで、これはクラス合同の出し物なんでしょうか。

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女生徒に囲まれる滝先生を偶然発見する久美子と麗奈。関西大会を見てファンになったとか。橋本先生の言う通り、滝先生はその厳しさを除けば顔が良く物腰も丁寧で実績も抜群と、モテて当然の人物です。今まで目立ったファンが麗奈しかいなかたことが不思議なくらい。
女の子らに囲まれる滝先生を見て、麗奈はもちろん心中穏やかではありません。この由々しき事態を止めるために、麗奈がとった行動とは――!
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「滝先生。橋本先生が、あちらでお待ちです」
ふつうに嘘つきました。
しかしこのあと久美子も言いますが、滝先生は麗奈の気持ちに気づいているんでしょうかね。滝先生は別に鈍感というわけじゃないし、気づいていて、その上で後述の理由で知らないふりをしているんじゃないかと思いますが、果たして。

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文化祭をまわる久美子はその後、香織先輩とあすか先輩にそれぞれ出会います。なぜだかわからないけれど、きぐるみから顔だけだした香織先輩がすごく可愛く感じる……。そして久美子のあすか先輩への対応はどんどん雑に。

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麗奈のクラスはお化け屋敷で、偶然にも久美子はそこで塚本とばったり遭遇。結構いい感じな雰囲気でしたが、なかなか二人の間は進展せず。塚本とのフラグを保留しつつ、文化祭は終わり、それを狙ったかのように台風が訪れます。

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夜中、久美子のお姉ちゃんが帰宅し、なんと大学をやめると言います。お姉ちゃんに関しては今までにもフラグがありましたが、あまり興味がわかずとっとと解決して欲しいというのが正直なところ。

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かつて部活動のことでいろいろ言われ、姉とわだかまりのある久美子は、家にいたらきっと喧嘩してしまうと、台風にも関わらず外出。
そしていつものエンカウントスキルによって花屋に来ていた滝先生と遭遇します。
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こんな日にも関わらず花を受け取りに来、薬指に指輪をして、今日は特別な日だと言う滝先生。しかし滝先生の何も聞くなオーラに圧されて、久美子は疑問を投げかけることが出来ません。
そのままお別れ、というふうに運命は出来ておらず、風で傘が壊れてしまい久美子は滝先生の車で送ってもらうことに。
車のダッシュボードには若かりし頃の滝先生、橋本先生、新山先生と女性が一人写っている写真があり、久美子はその女性が滝先生の奥さんなのかと聞きます。橋本先生から久美子にある程度の事情を話してしまったことを聞いていた滝先生は、久美子になら話してもいいと判断したのか、久美子にその女性、亡くなった奥さんについて語ります。
かつて滝先生と橋本先生、そして滝先生の奥さんは大学の同級生で、滝先生以外の二人は北宇治高校の生徒でもありました。その時の吹奏楽部の顧問が滝先生の父であり、全国の常連でもありました。しかし三年間で金を取れたことはなかったとのこと。
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「だから、自分が先生になって、母校を金賞に導くんだって……。病気になってからもよく言っていました」
そしてその願いを滝先生は今でも叶えてあげたいと思い、自分で夢を引き継いだのでしょう。
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(滝先生はそれ以上、何も言わなかった。たぶん、個人的な事情を私たちに押し付けたくないのだろう。でも、強く願っている。北宇治高校が全国金賞を取ることを)
久美子が思ったことを全部言ってくれたので特に言うことがない。

次の日、登校すると校舎には滝先生が持っていたものと同じ花が。サファイアによるとイタリアンホワイトという名前であるとのこと。
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「イタリアンホワイトの花言葉は……『あなたを想い続けます』」
滝先生の亡き妻への変わらぬ愛。それは同時に麗奈の失恋を意味していた……。

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あすか先輩の前に現れる謎の女性。このシルエット、もしや美城常務……!