今週のジャンプ感想 2016年51号
・「デモンズプラン」
新連載の第一話でここまで面白いと思ったのは鬼滅の刃以来です。ベルセルクやエンバーミングを彷彿とさせる主人公二人の関係性が実に良い。こういった因縁があるだけで次の話を読むのがわくわくします。それだけに二人の対立の理由が弱いのが少し残念。ともかくこの完成度ならこの先も期待できます。失礼を承知で言うなら、今のスカスカのジャンプならそう打ち切られることもないでしょう。
・「ONE PIECE」
わざわざ説明するのも野暮なので詳しくは言いませんが、尾田っちならではの粋な見送り方です。ペンネーム尾田栄一郎というのも遊び心があって良い。
・「ブラッククローバー」
てっきり四大精霊の一つウンディーネの声かと思ってましたが、なんでもこの杖は小説版に出てきた人物が変化したものだとか。マンガだけを追ってる層には厳しいマンガ、それがブラッククローバー。
・「トリコ」
8年半に及ぶ連載に終止符が打たれました。友人と「釘パンチ!」とかやってたころが懐かしい。最終回は第一話を踏襲する流れできっちり畳み、宇宙に新たな食材を求めて終わりというトリコらしい〆方です。しまぶー長い間お疲れ様でした。
・「約束のネバーランド」
グラスに入った子ども、水面に映ったレイとノーマンの視線、そして映ったエマの顔は見えない、と見応えのあるカラーです。本編の方も、ずっと気になっていた脱出した後のことに触れられていて実に満足です。例え脱出できても、外で生きてゆけねば意味が無いですから。
・「左門くんはサモナー」
何だか知らんがとにかくよし!
沼先生ギャグセン高すぎ。