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火ノ丸相撲 第123番「弱き心に、強き意志」感想

火ノ丸相撲

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チヒロ対加納の試合を冷静に分析する栄華大付属の男、兵藤真磋人。素直に考えればチヒロの師匠ポジの男といったところでしょうが、何かしらひねってきそう。
彼が決勝でチヒロと当たるのは間違いないでしょう。そして恐らくバランスを取るためにチヒロが負ける……というのもありきたりなので、案外チヒロが勝つかもしれません。

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副将戦、ユーマの相手はモンゴルからの留学生・バト。本名はバトムンフ・バトバヤル。金盛主将によれば、力士ならバトが醸すただならぬ殺気を感じているはずとのこと。火ノ丸を初め、どす黒い感情もまた力になるのがこのマンガのいいところですが、その例で行けば強い殺気を放つバトも強さ十分と見えます。
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一方ここまでネームドキャラ相手には白星をあげられず、いいところなしの印象が強いユーマ。今までこれほどの重責を肩に乗せて戦ったことが無かったのでもの凄いガチガチに緊張し、戦う前から敗色濃厚に。
そんなユーマに、火ノ丸は「これはピンじゃなくてチャンスじゃねぇのか?」と言います。ユーマが小関部長にずっと感じていた負い目。その覆水を盆に返すためにも自分のことはいいからお前の相撲を精一杯取って来い、と火ノ丸。
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覆水を盆に返すのは今。ユーマは空手の呼吸法「息吹」で気を取り直し、小関に、火ノ丸に、相撲部に、借りを返せるこの時をずっと待っていたのだと心を滾らせます。といって震えが治まるわけではなく、それで震えるのならそういう俺をぶつけるしかないと開き直るのがユーマらしさを感じさせます。
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「言っとくケド僕、加納サンより強いからネ」
バトの爆弾発言。高校相撲No.2(だった)加納より強い……だと……?
もし本当にそうならチヒロより弱いユーマが勝てる相手ではありませんが、といって嘘をついてるふうでもないし、どういう意味なのか。