今週のジャンプ感想 2016年52号

・「オレゴラッソ」始まる前からネットでは死臭がひどいだのなんだの言われていた新連載。まあジャンプでサッカー漫画って鬼門ですからね。で、読んでみての感想はというと、良い点もあるが悪い点の方が目立つ、といった感じです。主人公バンバが暴力沙汰を…

火ノ丸相撲 第123番「弱き心に、強き意志」感想

チヒロ対加納の試合を冷静に分析する栄華大付属の男、兵藤真磋人。素直に考えればチヒロの師匠ポジの男といったところでしょうが、何かしらひねってきそう。彼が決勝でチヒロと当たるのは間違いないでしょう。そして恐らくバランスを取るためにチヒロが負け…

今週のジャンプ感想 2016年51号

・「デモンズプラン」新連載の第一話でここまで面白いと思ったのは鬼滅の刃以来です。ベルセルクやエンバーミングを彷彿とさせる主人公二人の関係性が実に良い。こういった因縁があるだけで次の話を読むのがわくわくします。それだけに二人の対立の理由が弱…

火ノ丸相撲 第122番「めざめ」感想

負傷した三ツ橋に声をかける火ノ丸。俺の予想はまた外れました。全面的に認めるわけではないが、それでも気持ちはちゃんと伝わってる。火ノ丸の性格から考えても悪くない落としどころじゃないでしょうか。大典太の突き「閃光」で「大包平」加納を早くも追い…

BLUE GIANT SUPREME 第6話「AT LAST」感想

ドイツに来て初めてのライブ。遠く日本から離れたこの場所で、果たして大の音は通用するのか。 ジャズは国境を越えて自分に届いた。だからきっと……。そう思いながら大が吹く一曲目は、ユキノリが作った「ファーストノート」。がむしゃらに吹く大ですが、初め…

舟を編む 第六話「共振」感想

香具矢のような女性と付き合いたかった……ただそれだけの人生だった……。前回香具矢に恋文を渡した馬締は、返事があるのではと思い朝まで正座待機しますが香具矢はやって来ません。お前は中学生か。出かけようとすると意中の人とバッタリ。香具矢はなにか言い…

響け!ユーフォニアム2 第七回「えきびるコンサート」感想

北宇治吹奏楽部は駅ビルコンサートに出場することになりました。全国大会のことを考えれば辞退したいところですが、滝先生の出れる機会は大切にした方がいいという意向で決まりました。これから先のことを見据えているのか、滝先生の指導者としての優秀さが…

BLUE GIANT SUPREME 第5話「PEOPLE」感想

クリスの尽力によって小さいながらもジャズバーで演奏できることになった大。チャージ――見物料はどうするかと聞かれ、最高額の10ユーロを選択します。最高額と言っても、10ユーロは日本円で大体1200円程度らしいのでかなり低い料金に感じます。それでも大抵…

今週のジャンプ感想 2016年50号

・「食戟のソーマ」肉魅、イサミ、秘書子、あと多分葉山も退学が決定しました。イサミなんて一席とぶつけられるという無理ゲーっぷり。セントラルも一番うざいはずのソーマに一席をぶつければいいのに。九席の葉山という相手がいかに舐めプだったのかがよく…

火ノ丸相撲 第121番「怖いもの知らず」感想

かつて白楼相撲部が取材を受けた時、国宝「大包平」と呼ばれる強さの秘訣はなんであるかを加納は問われました。天王寺と同じように相撲が誰よりも好きという気持ちが理由かと聞かれ、自分の理由はそんなに立派じゃないと言います。負けるのが嫌、それが強さ…

舟を編む 第五話「揺蕩う」感想

「香具矢さんに気持ちを伝えようと決心しました。何とぞご教示お願いします!」苦心しながらも香具矢へのラブレターを書き上げた馬締は、恋愛ごとには明るそうな西岡に教えを乞います。しかし馬締の字は綺麗だなあ。昔俺は書道教室に通っていましたが、根が…

響け!ユーフォニアム2 第六回「あめふりコンダクター」感想

今回からオープニングに色がつきました。響け!ユーフォニアム2のストーリーはここからが本番、ということでしょうか。北宇治高校文化祭が行われ、一時部活動はお休み。久美子らのクラスの出し物はメイド喫茶ですが、まるで客が来ません。こんな美少女たちが…

舟を編む 第四話「漸進」感想

大渡海制作中止の噂を偶然聞いてしまった西岡。中止阻止のために辞書編集部の面々は話し合いますが、中々妙案は出ません。すると西岡が一つの案を提案します。「要するに既成事実をつくっちゃうんすよ」通常執筆の目処が立ってからする辞書原稿の外部発注を…

今週のジャンプ感想 2016年49号

・「ブラッククローバー」 繋がる表紙と言うことで、折角だからくっつけてみました。しかしヤミのやる気のないツラはどうにかならなかったのか。表紙は正直微妙でしたが巻頭カラーは文句なしにカッコいい。そしてカズレーザーの優遇っぷりは一体なんなんだ………

火ノ丸相撲 第120番「感謝」感想

主審による「物言い」――「異議申し立て」が行われ、三ツ橋に上がった軍配が協議されることに。同者が土俵の外に落ちたのがほぼ同時で、どちらが先に地に着いたのか際どい差であったためです。しかし軍配通りである可能性ももちろんある……!が……駄目っ……!再…

響け!ユーフォニアム2 第五回「きせきのハーモニー」感想

前回までの不満が吹き飛びました。ひたすらに圧倒されました。拍手したいぐらいです。それほどまでに手放しで賞賛できる回だったと思います。約7分間に渡る、「三日月の舞」ノーカット演奏には驚愕しました。楽器の動き、音色、息づかい、緊張感がこれでもか…

舟を編む 第三話「恋」感想

謎の美女と邂逅し、一発でフォーリンラブした馬締。朝起きるとそこは布団の上で、昨日の出来事は夢だったと考えます。「あっ、おはようございます。昨夜はどうも」もちろん夢ではなく、彼女、林香具矢はタケさんの孫娘で、今度から早雲荘で暮らすことに。ち…

響け!ユーフォニアム2 第四回「めざめるオーボエ」感想

今回で二年生編が一応の決着を迎えました。思ったよりあっさり問題が解決したような、結構引っ張ったような。関西大会を目前に控え、久美子も練習に力が入ります。そこに最早北宇治吹奏楽部の爆弾と化した希美先輩が現れます。先輩によれば、鎧塚先輩の昔の…

今週のジャンプ感想 2016年48号

・「ブラッククローバー」もっとこう……あるでしょ……?ここ最近褒めてた俺がバカみたいな展開です。退魔の剣で自分の腕をぶっ叩くのはなかなか面白いと思っていたらコレ。いや、まあ分かるんですよ田畠帝の考えは。折角の巻頭カラーですからばばーんとアスタ…

火ノ丸相撲 第119番「勝利の土俵」感想

前回のジャンプの感想で火ノ丸相撲の感想だけ長くなって思ったのですが、準決勝・決勝とここから先火ノ丸相撲は熱い展開が続くだろうし、必然言いたいことも多くなるだろうということで、火ノ丸相撲だけは個別に感想を書くことにしました。個人的に今のジャ…

祝・『怒りのロードショー』商業化決定

comic-walker.comタイトルのまんまです。新都社の月刊コミックニートで連載中のwebマンガ「怒りのロードショー」が、この度ComicWalkerで連載がスタートしました。実にめでたい。 怒りのロードショーは映画オタクの男子高校生たちがひたすらどうでもいい映画…

舟を編む 第二話「逢着」感想

荒木に見初められ、辞書編集部に移動になった馬締。馬締側の描写が特にないのでわからないのですが、やはり馬締本人も営業は向かないと思っていて移動は渡りに船だったんでしょうか。あと給料がどれぐらい変わるのかも気になる。さて、めでたく移動になった…

今週のジャンプ感想 2016年47号

・「ONE PIECE」ビッグ・マムはどういったわけか天候を従えることが出来るとのこと。強いとかどうとかの次元を超えて最早インチキのレベルです。どれほど強大な海賊団でも、船を沈められては太刀打ちのしようがありません。海上での戦いにおいてはまさに無敵…

BLUE GIANT SUPREME 第4話「DEEP NIGHT」感想

前回話しかけてきた男、クリスに、自分はサックスで世界一のプレイヤーになりにドイツに来たと大は話します。それを聞いて何か思うところのあるクリス。資金が十分にない大に、自分のアパートで暮らさないかと提案。え、もしかして……こいつゲイなの?とんと…

ゼーガペインADP 感想

だまされた……(良い意味でも悪い意味でも)。 ゼーガペイン10周年プロジェクトのトリを飾る、「ゼーガペインADP」(以下ADP)を観てきました。本当は公開初日に観たんですが、あまり筆が乗らず感想を書くのが遅れました。 来場者特典の色紙はシズノ先輩でし…

響け!ユーフォニアム2 第三回「なやめるノクターン」感想

合宿中の練習は凄絶を極め、朝は発声練習、午後は160分以上かけて10回連続で課題曲と自由曲を演奏するという十回通しが行われます。10回連続!休憩を挟むとはいえ、恐るべきスパルタ練習です。調べたら結構メジャーな練習法らしい。中学の時、吹奏楽部の知り…

今週のジャンプ感想 2016年46号

・「僕のヒーローアカデミア」もうちょっとこう……あるだろ!思っていた以上に焦凍(というかエンデヴァー)と夜嵐の因縁は浅いものでした。まあドン引きされるようなことをしていて、これ以上エンデヴァーの株を下げるのもアレなのでこの程度でむしろ良かっ…

舟を編む 第一話「茫洋」感想

「茫漠とした言葉の海、海を渡るすべを持たない僕たちはそこでただ佇む。誰かに届けたい思いを言葉を胸の奥底にしまったまま。辞書とはその海を渡る一艘の舟だ」というわけで舟を編むが始まりました。私は原作は未読ですが、映画は劇場で観ました。今はなき…

響け!ユーフォニアム2 第二回「とまどいフルート」感想

今回は水着回でした。京アニにとって水着回は最早お家芸ですね。手堅い作風の氷菓でさえ(OVAとはいえ)水着回がありましたし。しかしそこはユーフォニアム、一筋縄ではいかない回でした。練習のないお盆休み、みどりの提案で久美子らはプールに行くことに。…

BLUE GIANT SUPREME 第3話「IN BETWEEN」感想

ドイツで吹くにはどうしたらいいのか模索する大。ドイツではみんなジャズは静かに聴くのを目の当たりにし、「盛り上がる」とは一体なんなのかを今一度考えますが、答えは出ません。 前回とは別の店のマスターに自分はここで吹けるか?と質問したところ、アジ…