BLUE GIANT SUPREME 第2話「OUT OF NOWHERE」感想

大がバーでサックスを吹こうとして止められて、ドイツ語の勉強を始めました。以上。

……だと前回と同じで芸がないのでもう少し詳しく語っていきます。

大はまずこれからの第一歩としてバーに行きドイツのジャズを聞きますが、思っていたのと違い静かなジャズで客も拍手しないわで大は面食らいます。詳しくないんで全くわからないんですが、ドイツでのジャズはこういうスタイルなんでしょうか。演奏が終わり自分もここで吹かしてほしいとマスターに頼みますが、結構強めに断られてさしもの大もションボリ。言葉が通じないのが問題、と考えたのかはわかりませんが、大はドイツ語の勉強に勤しむのでした。

前回も言いましたが、一歩一歩、丁寧に積み重ねていくのがBLUE GIANTのいいところ……なんですが、今回は不満があります。

ドイツ語の勉強ぐらいしとけよ!

いや、わかるんですよ、大が例の件があって立ち止まらないために一日でも早く海外に行きたかったってことは。わかるんですが、それでも今回みたいなことは十分に想定できたし、言葉の通じない流しの演奏者がいきなり演奏させてくれと頼んでもそりゃ断るわって感じです。大のほうが非常識なのにまるであのマスターが狭量みたいに描かれるのはどうかと思います。

かつて大が初めて店で演奏した時、まだサックスのことを何も知らない大は大失敗しました。しかし今回は演奏すらさせてもらえなかったのでまだまだ先は遠いです。失敗した店でもう一度演奏したように、このバーにもいつかリベンジしにくるんでしょうか。